どうも、短時間FXトレーダーのつんたろーです。
今日は、システムトレードを行うときの「エントリー」と「決済(損切り、利食い)」のタイミングについて、明確なルールを設定する方法を紹介します。
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エントリーと決済のタイミングに使える2つの軸
システムトレードを行うためには、誰が実行しても結果が変わることがない、明確で客観的なトレードルールが必要となります。
そして、トレードルールにおいて基本となるのは、トレードの最初と最後。つまり「エントリー」と「決済(利食い、損切り)」です。
その2つのルールを明確に決める方法は、チャートにおける2つの軸を利用すること。
ルール決定に使える2つの軸
- 縦軸(値動き、値幅)
- 横軸(時間)
この2つの軸を利用することで、ブレることが無い、客観的で明確な「エントリー」と「決済(利食い、損切り)」を実行することが可能になります。
「縦軸」を使ってルールを決める方法
まず最初は、縦軸を利用して、トレードルールを決める方法。
縦軸は、通貨の値動きや動きの値幅を表しています。そして、この縦軸を利用したルールの決め方は以下のとおり。
縦軸活用のエントリー
- 110.000円を上抜けしたらエントリー
- 上昇トレンドの前回高値を上抜けしたらエントリー
- 過去7日の最高値に上抜けしたらエントリー
縦軸活用の決済(利食い、損切り)
- 111.000円に到達したら利食い
- エントリーから30pips上昇したら利食い
- 過去7日の最安値に到達したら損切り
縦軸を利用するメリット
では、縦軸を利用するメリットは一体何か。
それは、利益や損失の大きさが管理しやすいということ。
縦軸を利用することで、エントリーから決済までの値幅を明確にすることができるため、利益や損失の大きさを事前に把握することができ、リスクリワードを利用したトレード戦略や、リスク管理が行いやすくなります。
縦軸を利用するデメリット
一方で、縦軸を利用するデメリット。
それは、縦軸が表す値動きは常にランダムなため、いつ「エントリー」や「決済(利食い、損切り)」のタイミングが訪れるか分からないということ。
そのため、自分の生活サイクルに合わせたトレードを行うことができません。
特に兼業のトレーダーが、縦軸を利用したシステムトレードのルールを実行するときは、指値や逆指値の注文方法を十分に使いこなす必要があります。
「横軸」を使ってルールを決める方法
次に、横軸を利用してトレードルールを決める方法。
横軸は時間の経過を表しています。そして、横軸を活用したトレードルールの決め方は以下のとおり。
横軸活用のエントリー
- 朝7時になったらエントリー
- 1本のローソク足が確定したらエントリー
横軸活用の決済(利食い、損切り)
- 夕方5時になったら決済
- 111.000円に到達後、〇分足のローソクが確定したら決済
- エントリーから10日後に決済
横軸を利用するメリット
この横軸を利用するメリットについてですが。
時間を基準としたトレード実施が可能となるため、定期的なトレードが可能となり、自分の生活サイクルに合わせたトレードを行うことができます。
横軸を利用するデメリット
逆に、横軸を利用することのデメリットは、利益や損失の大きさが管理できないため、急激な値動きが発生した場合など、大きな損失を受ける危険性があります。
また、特定の時間になるまではトレードを開始・終了することができないため、エントリーや利食いでのベストなタイミングを逃す恐れもあります。
まとめ
いかがでしたか。
まず、縦軸と横軸の2つの軸を活用することで、かなり明確にトレードルールを決定することができますよね。
ただ、縦軸を利用する場合も、横軸を利用する場合も、それぞれ良し悪しがあります。
そのため、自分の性格や生活スタイルを考えながら、無理のない、実行しやすいトレードルールを決めると良いですね。
また、頭を固くして、どちらか一方にする必要もありません。
例えば・・・
縦軸と横軸の複合ルール
- 過去7日の最高値を上抜けした場合、翌日の朝7時にエントリー
- エントリーから30pips逆行したら損切り。または、エントリーから10日後の夕方6時に決済。
といった具合に、縦軸と横軸の条件を複合してトレードルールに組み込むというのも有効です。
ぜひ、色々な組み合わせを考えて、実行しやすいトレードルールを作成しましょう!