どうも、短時間FXトレーダーのつんたろーです。
以前、「注意!知らないと危険なループイフダンの仕組み」という記事で、アイネット証券で提供しているリピート系システムトレード「ループイフダン」を運用するうえでの注意すべき仕組みを紹介しました。
今回は、それを踏まえて、ループイフダンで安定して勝つための戦略を考えてみました。
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始めに、ループイフダンを利用してFXトレードをする場合のポイントについて、まとめておきます。
運用ポイント
- 買いか売りかを決める
- 取引数量を決める
- 買いや売りの注文をループさせる値幅を決める
- 最大ポジション数を決める
- 損切りの有無を決める
ループイフダンでトレードを開始するためには、これらの項目を設定する必要があります。項目ごとに見ると単純なそうなトレードなんですが、考えていくと、なかなか奥が深いです。
最終的には、これらの項目の設定の仕方によって、ループイフダンで利益を得ることができるか決まってくると思います。
そのため今回は、これらの項目の設定方法などを含め、安定して勝つためのループイフダンのトレード戦略をまとめてみようと思います。
ループイフダンで安定して勝つための4つの戦略
ループイフダンで安定して勝つためには、どのような戦略でトレードを行うべきか。その戦略のポイントは以下のとおりとなります。
戦略のポイント
- 強制ロスカットされない
- 損切りをしない
- 長期間保有することが前提
そして、これらのポイントをクリアするために実行すべき戦略は、4つあります。
ループイフダン4つの戦略
- 通貨ペアはスワップポイントが得られるものを選ぶ
- 値幅の設定を大きくする
- トレード資金には余裕を持たせておく
- 最高値(安値)ギリギリまでトレードしない
戦略その1|通貨ペアはスワップポイントが得られるものを選ぶ
まず最初は、ループイフダンで運用する通貨ペアの選び方についてです。
ループイフダンでトレードをする場合は、必ずスワップポイントを得ることができる通貨ペアを選択し、保有するポジション(買いか売りか)もスワップポイントがもらえる方向にしましょう。
それはなぜかというと、長期保有を前提としているから。
スワップポイントも、長期間保有していたら、どんどん累積して、馬鹿にならない金額になります。自分のポジションが、スワップポイントをもらう方であれば何も気にする必要はありませんが、支払う方であれば、資金がどんどん目減りしていきます。
損失を気にすることなく、安心して、安定して、ループイフダンで運用をするためには、スワップポイントを得るという戦略が必要不可欠になります。
戦略その2|値幅の設定は、なるべく大きくする
値幅の設定については、なるべく大きな値幅を選択し、累積する含み損が大きくなりすぎないようにしましょう。含み損が大きくなりすぎて、強制ロスカットを実行されてしまったら、利益も資金も吹っ飛んでしまいますから。
値幅を大きくすると、なかなか利益確定が成立せず、見た目の利益獲得回数は少なくなってしまうため、面白くないトレードになってしまうかもしれません。ただ、重要なのは「面白さ」ではなく、「リスクを最小限」にするトレード戦略です。
大きい値幅設定を選択することで、含み損の膨れ上がりを抑え、資金余力に余裕を持たせ、強制ロスカットや損切りを避けることができます。
戦略その3|トレード資金は十分に余裕をもたせておく
トレード資金に余裕を持たせるというのも、強制ロスカットを避けるための戦略の一つです。
では具体的に、どのくらいの資金を投入する必要があるのか?
基本的には、過去の最高値から最安値までの間で、全てポジションを持って含み損になったとしても、強制ロスカットされないような資金量が良いと思います。
これはアイネット証券の「資金目安表」を参照いただくと、どれくらいの資金が必要なのか分かります。
- その通貨ペアにおいて、
- 過去の最高値から最安値までどのくらいの値幅があり、
- 自分が選択した値幅設定で適用した場合、
- どのくらいの証拠金が必要か
これを、アイネット証券の「資金目安表」で調べ、トレードする資金として準備しておく必要があります。
戦略その4|最高値(最安値)ギリギリまでトレードしない
過去、最高値(最安値)ギリギリまでトレードしないというのも、重要なループイフダンの戦略になります。
例えば、以下のようなチャートの場合。
最高値と最安値の間で、すべてポジションを持つことはしないようにします。
仮に、買いポジションだった場合。
相場が上昇して過去最高値の付近(青い水平ラインの外側)まで来てしまうと、その後の相場は「高値更新」ではなく、「反転下落」する可能性が高くなります。つまり、下落して大量の含み損を抱える可能性の方がたかくなってしまうということです。(売りポジションならその逆。)
このような含み損を発生させないために、過去のチャートを分析して、上記の図のようにラインなどを引き、青い水平ラインの外側に値が来た場合は、保有しているポジションを手仕舞って、ループイフダンの運用を停止し、ポジションを保有しないようにします。
少し手間はかかりますが、ループイフダンを開始する前に分析し、ラインを設定してしまえば、あとはチャートを定期的に監視するだけで良いです。
なにより、大きな含み損が発生しにくくなりますので、リスク管理に役立ちます。
紹介した戦略を活用するためのトレードスタイル
ここまでループイフダンで安定して勝つための戦略についてまとめてきましたが、この戦略を活用するためには、どのようなトレードスタイルにする必要があるのか、まとめてみます。
戦略を活用するためのスタイル
- 手間をかけない
- 利益よりリスクの最小化を優先
- 長期的に利益が得られればOK
ここで紹介したループイフダンのトレード戦略は、これらのトレードスタイルが許容できる人に、活用することができると思います。
ではこれらの内容について、もう少し詳しく考えてみましょう。
手間をかけないトレードスタイル
ここでまとめたループイフダンの戦略は、なるべく「手間や時間をかけない」ことを前提として考えています。
手間や時間がかかっても問題ないのであれば、頻繁に通貨ペアを変えたり、ポジションの方向を転換したりといったトレード戦略も可能です。
しかし、私のような兼業トレーダーにとって、仕事と家庭と育児と投資を両立させながら、相場を頻繁に監視し、分析し、その都度ループイフダンの設定を変更するのは、時間的に難しいものがあります。
そのため、出来るかぎり手間がかからないように、ループイフダンのトレード戦略を考えています。
利益よりリスクの最小化を優先するトレードスタイル
「注意!知らないと危険なループイフダンの仕組み」の記事で書きましたが、ループイフダンの場合、含み損が発生しやすく、強制ロスカットや損切りによる大きな損失が発生しやすい性質があります。
単発のトレードであれば、ある程度のリスクを取ったとしても、1回の損切りによる損失は知れています。しかし、ループイフダンの場合、利益を優先して値幅を小さくするなどのリスクをとってしまうと、大きな損失を抱える可能性が高くなってしまいます。
一方で、値幅を小さくして、ある程度のリスクをとったとしても、頻繁にループイフダンの設定を見直す等、ポジションの管理をしっかりしていれば問題ないかもしれません。ただ、そうすると、今度は「手間をかけない」というスタイルから外れてしまいます。
ということで、ここでは「手間をかけない」スタイルとの両立から、利益よりリスクの最小化を優先するトレード戦略を考えてみました。
長期的に利益が得られればOKなトレードスタイル
ループイフダンの場合、短期で利益を得ようとすると、値幅を狭くして、ポジションをたくさん保有する必要が出てきます。しかし、それではリスクが大きくなってしまい、「リスクの最小化」というスタイルから外れてしまいます。
そのため、短期的な利益を求めず、長期で利益を上げるためのトレード戦略を考えました。
まとめ
ループイフダンのトレード戦略としては、もっと狭い値幅で、相場感から買いや売りを切り替えて実行する方法などもあります。
ただ、個人的には、手間をかけずにループイフダンで利益を積み上げるためには、ここで紹介した戦略でループイフダンを運用することが最も近道だと思います。
最後にもう一度、ループイフダンで安定して勝つための4つの戦略について、まとめておきます。
ループイフダン4つの戦略
- 通貨ペアはスワップポイントが得られるものを選ぶ
- 値幅の設定を大きくする
- トレード資金には余裕を持たせておく
- 最高値(安値)ギリギリまでトレードしない
ぜひ、目先の利益確定回数などに惑わされることなく、安定してループイフダンで勝つためのトレード戦略を考えてみてくださいね。
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